
富士山本宮浅間大社|富士山を御神体とする龍神と水の神の社
富士山本宮浅間大社はどこにある?
富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)は、静岡県富士宮市に位置し、富士山を御神体とする全国約1,300の浅間神社の総本社です。神社は富士山の南麓にあり、四季折々の富士山の美しい姿を望むことができます[1]。
富士山本宮浅間大社の歴史
創建は806年(大同元年)とされ、富士山の噴火を鎮めるために建立されました。その後、朝廷や武家の崇敬を集め、現在でも多くの参拝者が訪れる神社です。1993年には「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として世界遺産に登録されました[2]。
祀られている神様
主祭神は「木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)」で、火山の噴火を鎮める神として崇められています。また、以下の神々も祀られています:
- 瓊々杵尊(ににぎのみこと):天孫降臨の神。
- 彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと):農業や漁業を守護する神。
これらの神々は、富士山の自然の力と密接に関わり、多くの信仰者にご利益をもたらしています[1]。
富士山本宮浅間大社と龍神信仰
富士山本宮浅間大社は、富士山と湧玉池を中心とした龍神信仰の聖地でもあります。湧玉池は富士山の雪解け水が湧き出る池で、古くから龍神の宿る場所とされています。池の水は清めの力があると信じられ、多くの参拝者が訪れます[3]。
主な行事
4月29日に行われる「例大祭」は、富士山信仰と龍神信仰が融合した重要な祭りです。この他にも、毎年7月1日の「山開き式」では、富士山の安全登山を祈願する儀式が行われます。また、12月には「歳旦祭」が開催され、新年のご利益を祈る参拝者で賑わいます[2]。
おすすめのお土産
富士山本宮浅間大社では、龍神をモチーフにした御守りや、湧玉池の水を用いた清めのアイテムが人気です。また、富士山を象った和菓子や地元の名産品もおすすめです[1]。
アクセス情報
住所: 静岡県富士宮市宮町1-1
アクセス方法: JR富士宮駅から徒歩約10分。また、車の場合は神社専用の駐車場を利用可能です。周辺には富士山の絶景ポイントも点在しています[1]。
引用元・参考文献
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富士山本宮浅間大社公式サイト
URL: https://www.fuji-hongu.or.jp -
富士山世界遺産センター
URL: https://www.fujisan-whc.jp